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頭部治療を行った方へ

研究のご説明

CyberKnifeを使用した転移性脳腫瘍に対する放射線治療は非常に有効な治療法の一つですが、放射線治療技術には様々な機器があります。腫瘍の大きさなどによってどの治療機器で治療を行うか選択しなければなりません。そこで当院では様々な治療機器で治療計画を行い比較をしてより最適な機器を調べることを目的に、今まで転移性脳腫瘍のCyberKnife治療を行った患者さんのCT画像を用いて後ろ向き研究(今までの治療のデータを解析する研究)を実施します。

【研究の概要】
研究題名 : 転移性脳腫瘍に対する定位放射線治療: VMAT、ヘリカルトモセラピー、サイバーナイフ、ZAP-Xの比較研究
研究期間 : 倫理委員会承認日から2024年3月31日
実施責任者: 春日居総合リハビリテーション病院 放射線科 鈴木俊博

【対象となる方】
2019年3月1日から2023年12月25日の間にまでに春日居総合リハビリテーション病院で転移性脳腫瘍に対する定位放射線治療を受けた方。

【研究の意義】
転移性脳腫瘍に対する放射線治療で、様々な治療機器で比較を行い、腫瘍の大きさなどでどの治療機器がより最適化かを評価することで患者様の選択肢を増やすことができると考えています。

【研究の目的】
様々な治療機器で治療計画を比較して解析します。

【研究の方法】
過去の治療計画CTと腫瘍などを囲ったROIを用いて、新たに治療計画をそれぞれの治療計画装置で行い、比較評価を行います。
および発生本研究は、当院の倫理委員会の承認を得ております。

【費用について】
新たにご負担いただくことはありません。

【予測される結果(利益・不利益)について】
該当する方の現在・未来の治療結果には全く影響を与えませんし、不利益を受けることもありません。また、この研究への参加をお断りになった場合にも、不利益をこうむることはありません。

【個人情報の保護について】
解析にあたっては、個人情報は匿名化し、その保護には十分配慮します。学会や論文などによる結果発表に際しては、個人の特定が可能な情報はすべて削除されます。

【データの二次利用について】
本試験で得られたデータについては、倫理委員会の審査を経て承認された場合に限り、個人識別情報とリンクしない形で二次利用することがあります。

【研究協力の任意性と撤回の自由について】
この研究に関して不明な点がある場合、あるいはデータの利用に同意されない場合には、以下にご連絡下さい。

【問い合わせ等の連絡先】
春日居総合リハビリテーション病院・放射線科 鈴木 俊博
〒406-0014
山梨県笛吹市春日居町国府436
TEL:0553-26-6661